造血幹細胞移植とは
2013年10月22日
白血病やリンパ腫などの血液がんは、化学療法の効きやすい「がん」と言われていますが、生き残ったがん細胞が存在すると、再発をしてしまいます。
そこで、完治の可能性の高い、造血幹細胞移植という治療法があります。
従来行われていた骨髄移植だけではなく、末梢血幹細胞や、赤ん坊のへその緒から採取する臍(さい)帯血に含まれる造血幹細胞を移植する方法が多く行われるようになりました。
また、ミニ移植という治療強度を弱めた化学療法で移植を行う治療法も開発され、年齢の高い患者さんにも移植ができるようになりました。
副作用のリスクもある、造血幹細胞移植ではありますが、完治の可能性をあきらめることなく、是非とも専門医に相談をしてみてください。